トラック上の、他の音声クリップに対して、同一パラメーター内容の※エフェクト効果を適用する手順です。映像クリップも同様に適用出来ます。
※使用例では、音声ピッチを変更する目的で適用したTime comperssion Expansionプラグインで、トラック全体に効果をかけることが出来ないタイプです。1、適用元のクリップにポインタを合わせます。メニューバー(Win=ツールバー)/ツール/AudioSuiteを起動。
ポインタを合わせた音声クリップに適用済みのプラグインが、表示された状態で立ち上がります。
2、AudioSuiteウィンドウ内のプラグインボタンを任意のビンにドラッグ。ビン内にプラグインエフェクトがコピーされます。通常のクリップの扱いと同様、必要に応じて任意の名称に、つけ直すことも可能です。

ビン内のプラグインエフェクトを適用したい音声クリップにドラッグ。クリップにプラグインアイコンが表示されます。

適用した音声クリップを囲む格好で、タイムラインにIN/OUT点を打つ。

メニューバー(Win=ツールバー)/タイムライン/イン・アウトをレンダリングを選択。

エフェクトのレンダリング画面が立ち上がり、OKを押すと、レンダリングを実行します。
時間を要するレンダリングの場合、バックグランドで実行にチェックを入れておくと、その間、別の作業が可能です。
プラグインアイコンの緑マークが消えて、残りのクリップにエフェクトの適用が完了しました。

ー補足ー
・適用元のクリップを最初にエフェクト設定し終えた段階で、使用プラグインをビンに登録保存しておけば、1、2の手順は省略できます。
・適用したクリップが一つだけの場合は、次の手順でレンダリング出来ます。
効果を適用したクリップを選択してアクティブに状態にする。クリップの範囲にポインタを置いた状態で、メニューバー(Win=ツールバー)/タイムライン/この位置でレンダリングを選択。
posted by terapro編集人 at 12:30|
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